ネットの婚活サービスで知り合った相手との初めてのデート。
メール交換はもちろんのこと、電話もしているし、写真は最初の頃に交換済。相手のことは、ある程度把握しているはずだけど、初めて会うとなると誰もが緊張するものですよね。さらに、自分の中で妄想力がいかんなく発揮されて、いつの間にか相手を理想のタイプに美化しがちになります。
期待が大きいあまり、実際に会ったときに「あれれ？イメージと全然違う」と落胆することは少なくありません。
目次
自分を守り相手を気遣うために覚えておきたいこと
だから、最初の婚活デートは、相手を受け入れられなかったときのことを考えてプランを立てておくのがベスト。夢がない！と言われてしまうかも知れませんが、相手を傷つけないためにも下記の3つを考慮しておくようにしましょう。
初回デートに車は使わない
最初のデートでは、相手を車で迎えに行く＆来てもらうのは避けたいところです。自分だけの交通手段として車を使うのは問題ありませんが、相手と一緒に車で移動するのはおすすめできません。
待ち合わせをするなら、お互いの家から一番近いターミナル駅がいろんな意味で一番無難。
公共交通機関で移動できないような場所を初回デート先に選んでしまうと、「想像していた人と随分違ったな…。」「生理的にダメ。早く切り上げたい」と思ったとき、別れ際に悩ましい問題が発生します。
もし、自分が車を出した側で、相手が気に入らなかったとしたら、まさかその場に置き去りにして帰るわけにはいきませんし、かといって2度と会わないだろう相手を車に乗せて送っていくのも、むなしい気分になりますよね。逆の場合もまた然りです。
駅での待ち合わせなら、相手の帰宅方法を気にする必要はありませんから、その場で別れても何の問題も発生しません。
短時間で切り上げても違和感がない場所を選ぶ
次は、デートの場所。初めてのデートで、映画を思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。
映画館なら、ターミナル駅にある場合が多いので、待ち合わせ場所からの移動も簡単です。交際し始めた初々しいカップルなら、最初のデートで映画を観に行くというのはよくあるチョイスですが、婚活初デートの場合はあまりおすすめはできません。
なぜなら、婚活初デートでは特に、会話が大切。会話が弾むか否かで次の約束に繋がるかが決まります。それを考えると、2時間前後沈黙が続くような映画を選ぶのは考えものです。いくら、映画そのものの内容が楽しくても、映画館内では、お互いに楽しさを共有することはできません。ボソボソ話していては周囲の人に迷惑ですし、何しろ相手だって、映画鑑賞の邪魔をされたくないはずです。
お互いに、隣り合ってただ黙って座っているだけの2時間なら、もっと気心知れた相手と映画を観たほうが、余計な気を使わずに済みますよね。
会話重視で考えるのであれば、カフェでお茶をするのが一番無難で失敗が少ないプランニングでしょう。
お茶をするだけなら、会話がまったく弾まずに「ちょっと無理かな」と思った場合でも、違和感なく短時間で切り上げられます。30分程度でお店を出たとしても、さほど不自然ではないので、相手を傷つけることもありません。もちろん、気が合えばもう少し長居をしたり、場所を変えて食事でも…という感じで、その時の盛り上がり状況に応じて次のプランが立てられます。
コース料理のお店や、居酒屋など晩御飯がてらお酒を飲むようなお店を選んでしまうと、料理が出てくるのに時間がかかる分、拘束される時間は当然長くなります。この手のお店を選ぶのは、ある程度仲良くなってからにしましょう。
無用な借りを作らないためにも割り勘に近い形を取る
婚活初デートは、デートとは名ばかりで実際にはお互いにとっての面接に過ぎないので、デートにかかった費用は、できるだけ割り勘にしておきましょう。
「お茶くらいなら奢る」という男性も多いでしょうから、その場合については、女性も強硬姿勢に出る必要はありません。お店を出たところで、お金を押し付け合っているおばちゃんの姿を良く見かけますが、そこまでしなくて大丈夫。
会計が終わって、お財布からお金を出そうとした際に「ここは、ごちそうさせてください」と言われたら、素直に感謝を口にしましょう。
また、割り勘にする際、1円単位まできっちり2で割ってしまうのは無粋なので、男性 ＞ 女性といった具合に、気持ち多めに男性が支払うのがスマートです。そういう意味でも、カフェでお茶程度にしておけば支払額も高くないので、縁がなかった場合もお互いに気持ちを後まで引きずることはありません。
まとめ
いかがでしたか？
最初のデートの時点で、うまくいかなかったことを考えながら予定を立てるのはどうかと思いますが、婚活サイトを利用する限りは仕方がない話。もちろん、お見合いアプリや出会い系サイトを利用した場合も同じで、
メール交換→写真交換→好意→初デート
の段階を踏まざるを得ない場合、ネット上での相手とリアルでの相手との印象が大きく異なる可能性は、想定せざるを得ません。
もちろん、良い意味でのギャップで萌えてしまったり、メール交換時とまったく違和感がなく「ずっと前から知り合いだったみたい！」と一層意気投合する場合もありますから、「会って良かった！」と感じたら、迷わず次に会う約束をしておくようにしたいものですね。
