結婚相手を探している30代のみなさん、婚活はうまくいっていますか?
手軽さからマッチングアプリを選んでいる人も多いかと思いますが、短期間で確実に結果を出したい真剣婚活の30代ほどマッチングアプリはあまりおすすめできません。人生設計と照らし合わせて慎重に相手選びをする段階だからこそ、真剣度や安全性を重視した結婚相談所を選ぶべきなのです。
本記事では30代の婚活でマッチングアプリを選んではいけない理由、結婚相談所の種類や選び方などをご紹介していきます。
目次
30代婚活にマッチングアプリが向いていない理由
今やマッチングアプリで出会いを探す人は珍しくなくなりましたよね!思い立ったときに気軽に利用できる便利ツールではありますが、誰もが使えるからこそ真剣な出会いを見つけるにはかなり難易度が高いのです。
まず初めに、マッチングアプリのメリットデメリットを整理していきましょう。
マッチングアプリのメリット
- 利用料金が安く会員登録のハードルが低い
- 条件やタイプを指定して自分に合った人が検索できる
- 複数の人と同時進行できるから時間の無駄がない
- スキマ時間を使っていつでも婚活ができる
- 気軽に会ってダメならすぐに次へ行ける
- じっくり考えてメッセージのやりとりができる
- イヤな人がいたらすぐにブロックできる
- 友達でも使っている人が結構多い
会費が安く(女性は大半無料ですしね!)運転免許証などで本人確認をするだけでOKだし、朝昼夜好きな時間に活動できるというのも何よりの魅力。自然な出会いの感覚で恋愛から始めて結婚したいな!と思ったときに、アプリをインストールすればすぐに始められるから本当に便利ですよね。
現在マッチングアプリを使って婚活をしている人も、恐らくは上記のような理由で始めたのではないでしょうか。結婚相談所となると結婚を焦っている感もあるし、会費も高いので利用を躊躇するのも分かります。
では次に、マッチングアプリのデメリットを見てみましょう。
マッチングアプリのデメリット
- 不特定多数に顔写真やプロフィールが公開される
- 見た目や条件だけで相手を判断してしまう
- 検索をするたび目移りして高望みしてしまう
- 好みのタイプとはなかなかマッチングしない
- マルチタスクで複数の相手をさばく必要がある
- 暇さえあればついついアプリを開いてしまう
- アプリからの通知を気にし過ぎてしまう
- いいね!やマッチングに一喜一憂してしまう
- メッセージのやりとりが面倒くさい
- メッセージをしても顔合わせに進展しない
- 理由も分からないまま突然ブロックされる
- ヤリモクやパパ活、勧誘目的、既婚者がいる
- マッチング相手と結婚への温度感が合わない
会員数が多いアプリでは特に、検索条件で絞り込んでも相当数ヒットするため、どんどん目移りしてしまいます。
ヒット数が多い分外見や条件だけで相手を判断しまいがちになり、検索をするたびに「もっと条件の良い人がいそう!」とマッチングアプリ沼にはまっていきます。「身の丈に合った人を選びなさい」と咎める人もおらず、地に足が付いた婚活ができないまま時間だけが過ぎてしまいます。
そして、最も重要なのが会員の身元が曖昧という点。
マッチングアプリは本人確認こそすれ、独身証明書の提出を義務付けているサービスはありません。
勤務先や収入証明の提出も不要なので、いくらでもハイスペックを偽れます。プロフィール上では真剣婚活をアピールしていてヤリモク男性、パパ活目的女性、あとは最近問題視されている国際ロマンス詐欺などもあったりと常に危険と隣り合わせ。
アプリを使い慣れている人ならある程度見分けはつくかも知れませんが、初心者や不慣れな人ほど簡単に騙されてしまいます。
特に結婚を焦っている人ほど、出会った相手から甘い言葉をかけられたりするとついつい信じてしまうもの。結婚をダシにお金をむしり取られてしまったり、独身と信じて交際していたにも関わらず既婚者だったりと結果として時間と労力、お金を無駄にしてしまいます。こうなると、人間不信になりますし婚活することも怖くなってしまいます。
上記のような理由から、真剣に結婚を考えているほどマッチングアプリをおすすめできないのです。
30代の真剣婚活は手軽さよりも手堅さで選ぶべし
子供を望むのであれば、出産のタイムリミットもあるので30代の婚活は1日たりとも無駄にしたくないですよね。
男性だって年齢を重ねるほど生殖能力が衰えますから女性だけの問題ではありません。時間との勝負とも言えるので、手軽さ最優先で婚活サービスを選ばないことが大切です。
結婚願望が強い人ほど、マッチングアプリよりもリスクなく出会える結婚相談所一択!
結婚相談所は会費を含めて入会時のハードルが高いのが難点ですが、その分会員の身元がはっきりしているので「既婚者だった」「ヤリモク男だった」「お金を無心された」などのトラブルは避けられます。
結婚をリアルに考えた婚活ができるので、最短コースでゴールインできる可能性が高まります。
結婚相談所の種類を知る
結婚相談所は「仲人型」「データマッチング型」「ハイブリッド型」の3つに分類されます。それぞれ会費や活動方法が異なるため、特長を把握して自分に合った結婚相談所を選ぶようにしましょう。
仲人型の結婚相談所
いわゆる昔ながらの結婚相談所が仲人型。仲人(カウンセラー)が出会いから成婚までをトータルにサポートしてくれます。
メリット
- 経験豊富なプロによる手厚いサポートが受けられる
- 相手の外見や雰囲気、人柄を把握した上で紹介してくれる
- ファッションやコミュニケーション方法、交際の悩みも相談にのってくれる
- データベース以外に仲人同士のネットワークで紹介されることもある
- お見合い&交際相手とトラブルがあっても仲介してくれる
デメリット
- 入会には面談が必要
- 費用が高い。1年で成婚した場合の年間費用は30~60万円ほど
- 仲人との連携が必要なので自分のペースで活動ができない
- 仲人との二人三脚婚活のため相性が悪いと最悪
データマッチング型の結婚相談所
データベースに自分のプロフィールを登録して希望する相手の条件を設定。システムを利用して条件に合った相手を紹介してくれます。
メリット
- マッチングアプリに近い使い勝手で戸惑わない
- 会員数が多くより多くの人と出会える
- 遠距離がOKなら遠方の人も探せる
- 面談の必要がないので効率的な婚活ができる
- 月会費制で早く相手が見つかれば費用を抑えられる
デメリット
- 仲介型のようなきめ細かなサポートがない
- やりとりやデートなどすべて自分でセッティングする必要がある
- 会員の身元は信頼できるがサービス自体はマッチングアプリと変わらない
- マッチングアプリ同様、条件だけで選り好みしてしまう
- マッチングしてもなかなか顔合わせまで至らない
ハイブリッド型の結婚相談所
仲人型とデータマッチング型の良いとこどりをした結婚相談所で最近の主流でもあります。
メリット
- 自分で探すことも仲人から紹介してもらうこともできる
- 仲人(カウンセラー)のサポートを受けつつ婚活ができる
デメリット
- 仲人(カウンセラー)のサポートがある分、費用が高め
- 個人経営の結婚相談所も多くサポートの質がバラバラ
自分に合った結婚相談所選びが真剣婚活の第一歩
結婚相談所の種類が分かったところで、どのタイプが自分に合うのかを検討していきましょう。
一番最初に目が行ってしまうのは費用面だとは思いますが、マッチングアプリを利用していた際の反省点を踏まえて検討しないと意味がありません。
例えば恋愛経験が少なかったり異性とのコミュニケーションが苦手なら、仲人がサポートをしてくれる結婚相談所にしたほうが何かと心強いですよね。マッチングアプリのサービスには満足しているけれど身元がしっかりした人と出会いたい!という場合はデータマッチング型でも十分です。
下記に結婚紹介所選びのポイントを記載していますので、検討の際の判断材料にしてみてください
結婚紹介所選びのポイント
費用や支払い方法
結婚相談所によって多少の違いはありますが、費用の相場としてはこんなところ。
- 初期費用(登録料+入会金+初月会費)10万~20万円
- 月会費 5,000円~2万円
- 成婚料 20万~30万円
- お見合い料 5,000円~1万円
支払い方法も、クレジットカードのみなのか他の決済手段があるのかを調べておきましょう。
紹介人数
多くの結婚相談所では紹介人数に上限を設けています。
月々で決まっている場合、年間で決まっている場合とさまざまですが、紹介人数は多いほうが良縁に出会えるチャンスも増えるというもの。安い結婚相談所の中には、紹介人数が極端に少ない場合もあるので注意してください。
成婚率とマッチング率
成婚率が高いほど、期待値が高くなるというもの。とはいえ、結婚相談所ごとに成婚率の計算方法が異なるので数字だけに惑わされないようにしましょう。
例えば
「成婚者数」÷「会員数」で算出をすると成婚率は低くなります。
「成婚者数」÷「退会者数(成婚した数+結婚できないまま退会した数)」で算出をした場合、数年活動中で結婚できずに在籍している人を含まないため、成婚率が高くなります。
結婚相談所に記載されている数字を鵜呑みせずに、「成婚者数」÷「会員数」の数値で比較するのがベストですね!
成婚率のほか、マッチング率の高さをアピールしている結婚相談所もありますが、マッチングの場合は「何をもってマッチングとするか」によって数値が変わります。
システム上で条件が合致したらマッチング成立とするのか、交際成立=マッチングとするのかでは大違いですよね。
結婚相談所が「数値を良く見せたい」と思うのはある意味当然なので、そこを加味して冷静に判断することが大切です。
サポート内容
仲人型やハイブリッド型の場合、一般的には
- プロフィール作成
- お見合い写真撮影
- ファッションや身だしなみのアドバイス
- コミュニケーションの取り方のアドバイス
- 交際中のサポート
- 定期面談での振り返り
など。
オンラインイベントやバスツアー、セミナーなど独自のイベントを企画してくれる結婚相談所もあります。
結婚相談所を利用して素敵なパートナーを見つけよう
以上、30代の真剣婚活にはマッチングアプリよりも結婚相談所をおすすめする理由を解説してきましたが、いかがでしたか?
確かに結婚相談所は入会ハードルが高いのですが、成婚を目指すサービスだけにマッチングアプリよりも手堅く相手を見つけられる仕組みが整っています。
「結婚相談所は最終手段かな」と考えている人も多いと思いますが、30代であれば1日でも早く始めるに越したことはありません。
無料相談を実施している相談所も多いので、まずは勇気を持って数社に問い合わせてみましょう。相談をしたからといって、入会を迫られることはないので心配はありませんよ。